三映電子工業 システム開発部
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【SSD/NAND 基礎講座】

1. SSDの構造


 
■SSDの構造(1)

SSDは大きく分けて、NANDフラッシュメモリ、コントローラー、外部インターフェースの各部に分かれている。
フラッシュメモリは、NAND型とNOR型があるが、SSDにはNAND型が搭載されている。
コントローラーはNANDフラッシュメモリに対する読み書きや、外部との通信インターフェース制御を行っている。
NANDフラッシュメモリは書き込み回数に制限があるので、寿命を延ばすためにウェアレベリング等の様々な処理を行っている。
キャッシュメモリ(DRAM)は、一時的にデータ保存することで、NANDフラッシュメモリの書き込み動作を高速化することができる。


■SSDの構造(2)

ダイとは、半導体チップの製造工程で、円盤状の基板にいくつもの回路パターンが焼き付けられており、 切り分けて得られた一枚一枚のチップのことを指す。
NANDダイはブロックで構成されており、データの消去はこの単位でしかできないという制約がある。
ブロックはページの集合したもので、読み込み、書き込みはこの単位で行われる。
書き込みは、上書きができないので、必ずブロック単位で消去しなければならない。
セルは、NANDフラッシュメモリの最小記憶素子となる。
1セルに複数Bitの情報を記憶することもできる。

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