三映電子工業 システム開発部
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【SSD/NAND 基礎講座】

12. SLC / p-SLC / MLC / TLC / QLC 比較


 
■SLC / p-SLC / MLC / TLC / QLC 比較

・1Cell当たりの論理値が増えると、当然ビット単価が下がるので、安価に大容量を実現することが可能。
ただし、隣り合う論理値の電圧マージンが少なくなってくるので、 素子の劣化による電荷抜けなどで読み取りエラーが発生する可能性が高くなる。

・総書込み回数はSLCが一番大きく、10万回。それに対してQLCは1000回足らずである。
システム設計の際に、製品LIFEから算出した生涯書込み容量が、 総書込み回数よりマージンをもって小さくなるようにデザインされなければならない。

・一般的に、高信頼性を求めるシステムでは、SLCやp-SLCが採用される。

p-SLC(Pseudo SLC,疑似 SLC)とは
多値(MLC/TLCなど)のNAND素子を1bitとして使用するため、多値に比べマージンが大きく信頼性が高いが、比較的安価に入手できる。

SLC / p-SLC / MLC / TLC / QLC 比較
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